わたなべ整骨院のマイオセラピー療法
マイオセラピー療法について
マイオセラピーとは
マイオセラピーは、「痛み」や「コリ」の原因が神経障害、特に神経根障害によるもとの理論から、短縮した筋を緩めることで神経障害が改善し、痛みやコリがなくなるとの考えに基づいた治療方法です。
長年、あなたを悩ませている首や肩、腰の痛みなどは深い「筋のコリ(筋硬結)」が原因になっています。マイオセラピーでは手技(徒手)では緩めることのできない身体の奥深くにあるコリをなくすことで、痛みを改善します。
病的な痛みは2種類
- ◆ 急性痛(炎症性疼痛;えんしょうせいとうつう)
- 身体に傷がつくと、そこを治すために様々な化学(炎症性)物質が出ることにより、患部は炎症を起こします。
- 炎症反応は、代表的な身体の防御反応です。この化学物質は、痛みの感覚を伝達する神経をも活動させますので、「痛み」を覚える結果となります。
- これが急性痛(炎症性疼痛)です。通常、この炎症に伴う痛みは10日程度でなくなりますが、それでも無くならず、痛みが継続する場合、「慢性痛」となります。
- ◆ 慢性痛(神経因性疼痛;しんけいいんせいとうつう)
- 神経因性疼痛は、一般的に「神経痛」と呼ばれる痛みです。
- この痛みは、神経自体の異常により発生します。「神経因性」というのは、「神経の傷を原因として」という意味で、最も身近な例としては、長時間の正座によって起こる足のシビレや痛みです。ただし、短時間の正座による神経の異常は一過性のもので、病気とはなりません。
- このような正座の状態、いわゆる神経への血液不足が長時間持続したり、繰り返されることにより、それが身体のあちらこちらで起こると、それぞれの患部で「神経痛」となるわけです。
- つまり「神経痛」は、血液不足による神経の栄養不足(酸素不足=酸欠)が主な原因なのです。
- この神経の酸欠状態が、経過時間やその程度によって、色々な種類の痛みを発生させます。
- 2~4週間以上続く神経痛は「神経因性疼痛」と言えます。また、これは「慢性痛症;まんせいつうしょう」とも呼ばれる神経の病気です。
マイオセラピーは、上記の痛みのうち「神経因性疼痛=慢性痛症」に対しても有効な治療と言えます。筋肉などをゆるめ、血流を改善させることで、患部周辺の神経へ十分な酸素を送り込み、神経の働きを正常にすることで、痛みなどの症状を取り去ることを目的としています。
マイオセラピーのマイオ(myo)は「筋」、セラピー(therapy)は「治療」という意味です。
マイオセラピー治療により効果のある症状は?
神経には、感覚を伝える「知覚神経」、筋を動かす「運動神経」及び、血管や内臓の働きなどに関係する「自律神経」の3種類あります。
また、「自律神経」はさらに「知覚」と「運動」の2種類に分けられます。
- 知覚神経が酸素不足になると、痛みやシビレなどの「異常感覚」が生じます。
- 運動神経が酸素不足になると、「コリ」や「関節の硬さ」などが生じます。
- 自律神経が酸素不足になると、血管や胃腸などの内臓筋が収縮して、血流が少なくなりことで手足の「冷え」を感じたり、お腹の痛みや張りなどの「異常感覚」が生じたりします。
マイオセラピーの効果が期待できる整形外科領域の症状などには、以下のものがあります。
- 痛み(例えば、首痛、首コリ、肩痛(四十肩や五十肩)
- 肩こり、背部痛、肘痛(テニス肘やゴルフ肘など)
- 手・指痛(手根管症候群)
- 腰痛(ギックリ腰,椎間板ヘルニア)、臀部痛、股関節痛、坐骨神経痛
- 膝痛、膝が真っ直ぐ伸びないなどの可動範囲障害、側彎
- 手首の腱鞘炎、手指のシビレ、関節のこわばり、突き指、バネ指
- 繰り返す足首の捻挫
- 骨折癒合後の不調や痛み
- 打ち身(打撲)など
以上の症状は、神経障害の部位や程度により、単独で現われたり複数で現われたりもします。
一般に的に若年者であれば、単独で症状が現われることが多く、30歳代以降では複数の症状が同時に現れる傾向が強いようです。
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